平成20年12月3日(水),晩秋のもみじ葉が竜田の川面を彩っていました。

 私の家から奈良の紅葉の名所である竜田川公園まで,歩いて15分程度の距離です。その辺はよく歩くところですが,あまりに近くにあると日常の一コマになってしまって,ありがたみを忘れてしまうものです。例えば飛行機に乗って,佐渡のシラネアオイの群落やカタクリの大群落を見に行ったときなど,地元の人にとっては「珍しくもない花を,遠いところから見にこられましなあ。」と言われたことがあります。人間,あまり身近にあるものは,その価値を気づいても,「いつでも側にある。」と思うと意識しなくなるなと最近おもいはじめました。

 そこで我が家の居間の出窓から,空間を占めている紅葉を見直し,そ  れから50分程度で行ける大阪御堂筋の銀杏並木Photo_9 Photo_10 を,用事のついでに改めて写真に撮ってみましPhoto_8た。「ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 Photo_3からくれなゐに 水くくるとは」とは,有名な在原業平朝臣の歌で すが,我が家から20分のところに「業平・藤ノ木の道」として整備されたところがあり,藤ノ木古墳がその道すがらにあります。私の住む奈良県生駒郡平群町(へぐりちょう)は,大和Photo_4朝廷初期の時代の武内宿弥(タケノウチノスクネ)の子平群木菟宿弥(ヘグリノズクノスクネ)を祖とすると伝えられる平群氏に由来する土地で,可能性のあるものも含め100基あまりの古 墳があります。また792年(天平元)2月の「長屋王の変」で悲劇の王として知られる長屋王とその妃の吉備内親王の墓と 伝えられる宮内庁の陵墓である二基の円墳もあります。その外には醍醐天皇の907年勅命によってPhoto_5編纂された「延喜式神名帳」に搭Photo_6載の著名神社とされている式内社が,平群町だけで8社もあります。もう一度Photo_7自分の周りの風土を感じ取っていきたいと思うこの頃です。

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