白雲避難小屋に泊まるのは、今年で同時期に連続して三回目になります。一昨年はトムラウシでの遭難事があり、多くの死亡者を出した ツアー客もこの小屋に泊まっています。
白雲岳非難小屋には、夏季のみ常駐の管理人がいます。しっかりした作りの清潔な、60人収容基準の小屋です。今年は珍しく小屋の前のキャンプ場には雪がありませんでした。
北海道の山は、北アルプス等の本州の山に比べると、標高も低く登りやすいところが多く、大雪山系もそうだと思います。ただし、数少ない山小屋も無人が多く、コースも長く、逃げ場がないので、体力と周到な装備が必要となります。そうした点で白雲避難小屋は立地点もよく、重要な役割を果たしています。
高根が原から忠別沼、忠別岳、ヒサゴ沼への道は素晴らしい景色が続きます。

ヒサゴ沼避難小屋は、どのルートを選択してもトムラウシ登山には欠かせないこやです。時期によって相当人が集中し、30人収容基準の小さななの小屋で15人程度のツアーの一つも来たら、大変なことになります。
大雪山系をよく知る人が、テントを持たない私に、この山系の縦走でテント装備をしないのはルール違反で、自分自身の命を守るうえでも当然の常識だと諭してくれましたが、そのとおりだと思います。
縦走最終日、天候も朝から悪く、天人峡温泉への長い下りは、途中からところによっては腰まで浸かる濁流となり、体を水の勢いで持っていかれたりして、デジカメを水没でこわしてしまいました。
翌日は、天人峡からのいくつかの道が河川増水のため午前中通行止めになり、宿泊したホテルも沢の水が一気に侵入して、いっぁいフロアーは足首が浸かるほどになっていました。
それでも、来年も登りたいと思わせる山系が大雪であり、その中でもトムラウシ山が多くの人を魅了してきたと言えます。
昨年は時期を逸してしまったので、今年は大好きな梅干しの下漬けを頑張ってしました。
一晩水に漬けて、アク抜きをしましたが、南高梅の場合必要なく単に水洗いして、きれいに布巾で水分を取るだけで良いということも聞きます。写真は2キロ分の梅です。
最初2キロの中サイズ南高梅2キロ、翌日3Lサイズを見かけて1キロ足しました。漬けるのに必要な器などは熱湯で洗い、乾燥させます。
普通20パーセントの塩分を加えるのですが、15パーセントの塩分にしました。数年前に10パーセントのにしてカビを発生させたことがあり、その防止も兼ねて焼酎を1カップ半(300cc)加えました。
重石は梅の重さの倍の6キロにしました。4キロの市販の重石の上に2キロの重石を置きました。
正直、山に登っても、季節を彩る高山植物に興味を覚えたことのなかった私が、初めて感動したのがキタダケソウでした。
清楚な花です。
ハクサンイチゲと似ているという人もいますが、葉の形も花弁も全然違います。そのときに私が見たキタダケソウは群落と言うよりは、大きなかたまりがあちこちにあるという印象でした。
写真の斜面上の白い花の群落はハクサンイチゲです。シナノキンバイを中心とした黄色花のの群落も見事でした。
今回のブログに載せた写真のキタダケソウに出会ったのは、2001年7月7日から9日にかけての北岳登山でした。
6月末頃に咲く希少植物という程度の知識で、時期的に期待はしていませんでした。
北岳には200年から2015年までの間、4回ルートを変えて登っています。その後は登っていません。2001年ときには、広河原から二股を経で左股コースを行き、八本歯のコルからトラバース道で北岳山荘に行きました。頂上には翌日に登り、右股から下山しました。
4月12日夜から16日朝まで、一心行の桜を見てきました。大阪南港から別府へ往復船旅、割安に九州に行くのはこれが一番、入会料と会費無料のひまわりカードを使うと、3割引きになり、4人室を二人で使って片道1人8470円でした。
一心行の桜は、樹齢約400年、雄大な阿蘇山系をバックに広々とした風景の中、伸び伸びと咲き誇る一本桜です。
全国田舎では今でもまだ見かける集落の墓地にある桜の木、墓守桜と呼ぶこともありますが、この桜も個人宅の墓守桜だと聞きました。
田園風景の中、南阿蘇鉄道が阿蘇の山々の広がりを、車窓に流しながら走っています。一心行の桜は沿線の中松駅で降りて、少しかかりますが徒歩でも行けます。
周辺は泉質多彩な温泉があり、特に地下深く浸み込んだ阿蘇山系の水が、毎分約60トンの水を地下から吹き上げる白川水源は、自然の力を感じさせてくれます。
その地下水は一級河川「白川」の源流でもあります。観光名所でもあり、空のペットボトルを持参されることをお勧めします。とても美味しい水です。
福島県の猪苗代町にある私がお世話になったことのあるペンションから、「この辺は大丈夫で、周りの施設も営業していますから、ぜひお越しください。」のメールがありました。
毎日の震災ニュースの中で、福島県全体が大変なことになっていると思っていたので、猪苗代からのメールに戸惑いましたが、ああー、まだまだ福島はへこたれていないと思い、安心もしました。毎年東北には5回以上は行っており、私の大好きな地域です。
以前磐梯山に登った時に、ペンションのご主人から「吾妻連峰の一切経山から見える五色沼は、魔女の瞳とも言って、実に美しい。」と聞き、昨年10月に行って来ました。そのときは大阪から福島空港、郡山駅から奥羽本線峠駅、峠駅から一軒宿の姥湯温泉「桝形屋」の送迎バスに乗り、旅館を起点に「兵士新道白岩コース」から一切経山、東吾妻山経由で幕川温泉に行きました。途中浄土平で吾妻小舎で一泊しています。
幕川温泉への道は、徒歩で行く人はほとんどいないのではと思うほど、荒れており、道になっていないところもありました。
幕川温泉からはバスで二本松駅に出て、コトコト列車に乗って、福島空港へということです。福島は桜の季節から冬まで、本当によく行っていることもあり、今回の震災、特に原発事故には心が痛みます。
しばらくブログを休んでいましたが、また始めました。今回の震災で亡くなられた方に哀悼の意を表するとともに、、被災にあわれた方々に、心からお見舞い申し上げます。
4月7日、雨は降りませんでしたが、薄曇りの中、岐阜県本巣市(旧本巣郡根尾村)の薄墨桜と岐阜市大洞の願成寺にある中将姫誓願桜を奈良から青春18切符で行ってきました。
薄墨桜はつぼみ膨らむということで、見ごろはもう少し先という感じでした。根尾谷の薄墨桜は毎日開花情報を提供しているホームページがあります。
根尾の薄墨桜は樹齢1500余年、継体天皇お手植えの伝承があり、日本三大巨桜の一つにあげられています。樹高16.3メートル、幹囲目通り9.91メートル、枝張りは東西26.9メートル、南北20.2メートルの薄墨桜は、添え木に支えられているとはいえ、1000年以上の年月を風雪に耐え、命を育んできた者だけが持つ品格を感じさせてくれます。
両方とも国指定の天然記念物ですが、よく保存されていました。古い指定の天然記念物は見る影もなくなっているものもありますが、この二つの古木には、多くの人たちの日々の保護活動がうかがわれました。
中将姫誓願桜の開花状況は咲き始めというところですが、もうまもなく見ごろを迎えそうです。花弁の多い八重の変種ですが、実に清楚な風情が「中将姫誓願桜」の名に相応しいと思いました。
テレビに新聞は地域の紅葉情報には強い。紅葉は見頃はあまりにも早い、急かされるように18日は安国寺のドウダンツツジを、但東、丹波地方は交通の便が悪いので、朝日旅行のツアーに急遽入れてもらいました。19日はJRの近畿周遊券を使って、湖東三山と永源寺に行きました。
安国寺は観光バスが行くのは問題があるような静かな集落の中の狭い路沿いにあります。
建物の裏手にある、自然に根付いたドウダンツツジの真っ赤な色彩が、表側からは、座敷を挟んで額縁のような空間いっぱいに広がる様子は、一瞬の季節の美しさを感じさせます。寺の人の話ではドウダンツツジの下の方から少し紅葉も終わり始めているとのことでした。拝観料は取らないようでしたが、旅行会社は協力金でいくらかは納めましたとのことでした。それは当然だと思います。
狭いところに、そのときも団体客(私もその一員ですが)が二組あり、個人客も多数来ており、新聞の写真で感じる静寂な鑑賞はできませんでしたし、寺の方も大変で、檀家の人がボランティアで説明をしてくださいました。
丹波の長安寺は「もみじ寺」として知られていますが、広い境内に紅葉が堂塔を柔らかく包むように、季節の彩りを添えていました。
19日は朝6時頃から奈良を出発し、湖東三山と永源寺に行きました。ここは近江バスの期間限定のシャトルバスも運行されて、私のような鉄道、バス利用者にとっては、おおいに助かります。それでもかなり計画的に行かないと紅葉を楽しみながら、4か寺を巡るのは難しいと思います。JRの周遊券は2900円で1日、普通、快速、新快速が乗り降り、自由でその他いろいろ得点もあります。
湖東三山、永源寺は19日現在で見頃、見頃を前期、中期、後期と分けると中期過ぎかなというのが、私の勝手な思いでした。天候によって時間単位で変わる紅葉、それも一つの魅力と言えます。
この4か寺は六角氏、浅井氏が戦国時代、勢力を競い、最終的には織田氏が台頭してくる戦国時代に大きな寺院勢力を持っていた関係で、城郭並に傾斜のある長い階段があって、結構疲れます。
今回はJR琵琶湖線河瀬駅を軸として、シャトルバスを利用し、西明寺(さいみょうじ)、金剛輪寺(こんごうりんじ)、百済寺(ひゃくさいじ)、永源寺(えいげんじ)を回りました。
西明寺は平安時代の834年の開創で、国宝第1号指定の本堂、国指定の名勝「蓬莱庭」、多数の重文の仏像があります。
金剛輪寺は長い参道があり、その傍らには千体地蔵が多くの小さな陰影を刻み、供養の赤い風車の羽を風に預けています。
この寺院も本堂は、鎌倉期和様建造物の代表格として国宝の指定を受けています。重文の建造物、仏像も多く、名勝庭園は、作者不詳ながら桃山、江戸初期、中期の3つの趣を鑑賞できます。境内の濃い赤色のもみじは、「血染めのもみじ」として知られています。
百済寺(ひゃくさいじ)は、歴史が推古天皇まで遡る、近江古代史を彩る寺院です。百済人のために聖徳太子の御願により創建されました。
池泉廻遊式かつ鑑賞式庭園は紅葉の色彩も豊かに、立体的な広がりを見せてくれます。
遠望台からは、湖東の落ち着きのある風景が秋の空気を感じさせてくれます。
永源寺は、愛知川沿いに質素ながらしっかりとした歴史の重みを感じさせる伽藍が甍を並べる寺院です。
紅葉の名所として知名度も高く、この日も平日ながら多くの人々が訪れていました。
湖東三山に比べて、小振りな境内ながら、実に美しい紅葉の彩りが「おー。」と声をあげてしまう美しい景観を見せてくれます。
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